ASMRの楽しみ方 アペンドディスク
はじめに
この記事は前回ほど初心者向けというわけではない。
ASMRを楽しむためにある程度のことはできるやつ向けの記事だ。
とくに、いわゆる「耳かき音声」をメインにいろいろ書いていく。
ゆえにアペンドディスク。
再生環境を整えろ
音声作品の中には、いわゆる「ハイレゾ」なものもある。
そういったものを十全に楽しむためには、それに対応したアイテムを揃える必要がある。
オーディオ機器の沼はともすればASMR沼より深いが、がっつり浸かって吟味しろというわけではない。
最低限ハイレゾに対応した機器を買えってだけのことだ。
最近のスマホだと、ハイレゾ対応のものもあるらしいが、おれはおすすめしない。
というのも、最近のスマホはmicroSDを挿せない傾向にあるからな。
一作で4GB超えとかもザラだ。そんなんがいっぱいある。
なにも考えたくないのであれば、イヤホンついたウォークマンAシリーズを買って256GBのSDを挿すとかが丸い。
おれはイヤホン沼に浸かってないからわからないが、いろいろなイヤホンをつかって音の違いを楽しむ、とかもかなり良いとおもう。
耳かき店に行け
おまえがより没入を求めるのであれば(そして外出する服を持っているなら)。
万札握りしめて耳かき店へ行け。
実際におまえが耳かきをされたときの音を知っておけということだ。
身近なひとにやってもらう、という手もあるが、やはり金を取っているだけあってクオリティが違う。
初見だと人気の高いひとに施術してもらえるケースが多いしな。
閑話休題。
耳かき店に行く良さは、なにも実際の音を知れるだけではない。
以前は楽しめなかった音も楽しめるようになる。
おれの場合、ハンドマッサージの音を楽しめるようになった。
実際の音を知るのも、おれがハンドマッサージ音を楽しめるようになったのも、音自体を楽しんでいるというよりは経験に紐付いた想起かもしれんが。
さて、行こうと思っても、どこに行けばいいのか、と思うかもしれん。
したらば、有名所に行くのがよいだろう。
山本耳かき店とかな。
前回も同じようなことを書いたが、有名ってことはたくさんの人に刺さっているということだ。
ヒネたことを考えず、評判に従え。
おわりに
言いたいことはだいたい前回で言い終えている。
ので、今回はおれのおすすめを挙げてシメとしたいとおもう。
おすすめはメチャあるが、ぜんぜんキリがないので、二作とお一人のみとさせていただく。
興味をもってくれたなら、ぜひ楽しんでくれ。
いまいち興味がわかないんだったら無理強いはしねえ。
いつか「アイツがあんなこと言ってたな」とか思いながら聴いてくれるのを祈っている。
出張癒し専門店ターコイズ2本目
続き物だが、おれは1本目より2本目のほうが好みなのでこちらだ。一応二作目からでも楽しめるしな。
Crescendoの魅力はまずコストパフォーマンスだ。
収録時間1時間30分で324円は破格。
それでいて、しっかり音のクオリティは高い。
耳かきパートでは触手を耳につっこまれるのだが、これが大変良い。
ASMRに慣れきった耳でもまだゾクゾクできる。最高だ。
おれは試していないが、風呂場で聴くと最強の没入感を得られるかもしれんので、とりあえず書いておく。
ほんわか魔女のお散歩お取り寄せ便
こちらもシリーズの2作目だな。1作目のクオリティも高いが、おれはこちらを推す。
歌パート最高。感情が揺さぶられる。涙が出るんだよな。なんでだろ。
波音×弾き語り、強い。
もちろん耳かき音も良い。こもった感じが心地よい。
周防パトラ
いわゆるvtuberの周防パトラ氏だ。
氏の生放送は音声作品と見紛う、もとい聴き紛うほどクオリティが高い。
特にfreespaceを導入してからのクオリティは尋常じゃない。
音の傾向として、耳かきと耳マッサージの比が多く、生放送終盤は一緒に寝てしっとり雑談や心音、といった感じだ。
ライブ感、サイコーなので味わってくれ。